
最近の様々な研究結果から、腰痛が起きた時には安静にするよりも、
普段通り動いた方がその後の回復が早いことが分かってきています。
痛みから腰をかばうためにとる姿勢や行動は、腰痛改善を
悪化させる可能性が高く、
腰痛持ちのひとは、背筋を伸ばすと痛みが起きるという恐怖感から、
だんだん前かがみになり、狭い歩幅で歩きがちになります。
慎重に歩こうと歩幅を小さくすると、歩くスピードが落ちて
逆にバランスが悪くなってしまうのです。
Good◎⇒
歩く姿勢は、頭のてっぺんを天井から糸でつるされているようなイメージで
まっすぐ立ち腕を90度に曲げて大きく振るように心がけ、
その腕の振りで自然に出る歩幅が理想的です。
腕を大きく振ると上部体幹の柔軟性が養われ、何かにつまずいたりしても
転ばずに踏ん張ることができます。
歩幅は、体格にもよりますが横断歩道の白線をまたぐくらい
(約45cm)を目安にすると良く、
足の裏で地面をしっかり蹴るように歩くと、ふくらはぎの筋肉が
鍛えられて血行とリンパの流れが良くなり、腰痛予防にも繋がります。
※ただし、大幅すぎるのも要注意です。
上記を意識して歩いてみてください。